会社勤めを続ける上で、上司との関係は重要な要素です。良好な関係であれば、毎日気分よく出社できますし、日々の業務にも意欲が湧いてきます。
反対に部下を大切にしない上司のもとでは、労働意欲がまるで湧き上がりません。
労働環境の健全化が推進される昨今ですが、指導力を欠く上司の方々はご健在です。
厄介なことに部下を酷使する上司は、どちらかというと悪気がない場合があります。
自分たちも若い頃は過酷な労働環境で働いてきたので、若者世代に苦労させることはむしろ普通だ、と無意識的に思い込んでいるのかもしれません。
感情的に部下を叱責する事やわざと仕事を教えないで困らせる事、令和の時代になっても、そういった指導方法が適切だと信じ込んでいるのかもしれません。
いくら給与が良くても、モチベーションが湧かない職場に居続ければ、そのうち仕事が本当に辛くなってしまいますので、そろそろキツイと感じたら転職を考えたい頃合いです。
転職の準備は内緒で始められます
上司へのイライラが募って来ても、一時の感情だけで職場を去ってしまうのは早計です。
転職活動は慎重に進めたいものであり、気持ちがしっかりと固まった時こそ、いきなり直談判するのではなく虎視眈々と転職情報を集めていきましょう。
令和の時代、転職者向けの求人情報はインターネットで探せます。プライベートで利用するPCやスマホで、転職者向けの求人情報サイトを見てみましょう。
具体的な職種や働く場所、迎え入れてくれる際の待遇などのデータが引き出せます。
職場の同僚や上司にも内緒にしたまま、次の職場を淡々と探していけるので、ネットは存分に活用したいところです。
転職関係の問い合わせや相談なども今どきはネットを通じて行えます。
礼儀やマナーは忘れずに
これまで大変な苦労を押し付けられた職場でも、きちんと礼儀やマナーは守りましょう。
転職した後、辞めた企業が取引先になったり、元上司の方がクライアントになる可能性もあります。
転職先の業界や職種が今現在のものと似ていてる場合、特にその可能性は高まるので、自分の将来のためにも、退職する際は紳士的な態度を心がけたいものです。